セルビア・マケドニアの手作りチーズ「カイマック」と「プロセニクのパイ」
マケドニアに住んでいた子供のころ近所のアリキ(Aliki)おばさんが教えてくれたマケドニア伝統のとうもろこしのパイ「プロセニク(Prosenik)」を作りました。 このプロセニクを作るのにカイマクという手作りのチーズが欠かせないのですが、日本でこの味を再現するために試行錯誤をしました。最終的にはカッテージチーズとバターをうまく配合させて作りました。味 本物に近づけたかな。
ところで「プロセニク(Prosenik)」はセルビアでは(プロヤ)Projaと呼ばれています。
生地にトウモロコシをつかっているため、小麦粉のパンとは違うずっしり感があり、コーンの粒感もたまりません。
カイマックというチーズをつかって作るこのトウモロコシのパンは、マケドニアが政治経済的に厳しい時代は、水、塩、小麦粉だけで作っていました。
そんな厳しい時代の中でもアリキおばさんは、ほうれん草とチーズのベストコンビのレシピを忘れないよう私たちにそっと作って食べさせてくれました。
そんな厳しい時代の中でもアリキおばさんは、ほうれん草とチーズのベストコンビのレシピを忘れないよう私たちにそっと作って食べさせてくれました。
トウモロコシのパンに良く合せる前菜も出しました。この様々な種類のハムやソーセージ、サラミの盛り合わせを手作りチーズのカイマックや トウモロコシのパン「プロセニク」と一緒につまむと、気分はもう故郷に飛んでいきます
そうそう!紹介が遅くなりましたが ハムやサラミの間に見える白いものが「カイマック」と呼ばれる手作りチーズです。塩気のチーズの中にバターのこってり感が生き生きとしています。
そして、マケドニアではタフチェ・グラフチェ、セルビアではプレブラナッツと呼ばれる伝統的なベイクドビーンズも作りました。
大きな白い豆をじっくりオーブンで焼くことでパプリカなどのスパイスやハーブの味や香りが豆にゆっくりと染み込みます。味を深めるために燻製のソーセージは欠かせません。
また白豆は煮崩れるこがありません。これはテトヴォという町が産地の白い豆を使うからこそ。
ほかにもたくさん。お菓子のサラミはすごくよい高価なチョコを使ったので、絶品です
しかもお土産付き!
ほかにもたーっくさん
ターニャさん ごちそうさまでした!