今日はレバノンの家庭料理サムさんの初めてクラス
家のベルをならすと、真っ赤な民族衣装を着てサムさんが笑顔で出迎えてくれた。
応接間に通されてすぐ、レシピとサムさんが朝焼いたオリーブオイルのクッキー。そしてアニスティがサーブされる。バックミュージックにはレバノンの民族音楽が心地良い音量で流れれている。
「みんなが慕っているの お料理もとても上手で 本当におすすめよ」といって紹介してくれたルシオの顔が思い浮かんだ。
サムさんは食事から取る健康を重視されていて塩分、砂糖、脂分も控えめ。素材から生み出される本物の旨味で勝負をする。このクッキーや鎮静効果のあるアニスティからも彼女のそんな思いがしっかりと伺うことが出来る。
きっとこのお出迎えのシーン たくさん考えたんだろうな。たくさんの彼女の愛情が盛り込まれたお出迎えにちょっぴりハートが暖かくなる。
今日のお料理はグリルドフィッシュ タヒニソース、ピスタチオスープ、ファトゥーシュ、ナイト オブ レバノンの4点。
グリルドフィッシュ タヒニソースはグリルしたイサキ(スズキ?)の上にタヒニ(ごまペースト)をアレンジしてつくった特別なソースとローストしたナッツ類をジャっとかけるお料理で 「簡単」「美味しい」「出会ったこととがない味で日本人好み」「見た目豪華」と4拍子そろったすごく素敵なお料理。
ピスタチオソープはピューレ状の野菜スープに細かく砕かれたピスタチオがたっぷりと添えられナッツの旨みと優しさが舌先に心地よい。
ファトゥーシュはオリーブオイルやザクロシロップであえて作る中東のサラダ。
ナイトオブレバノンはとってもクリーミー。でも砂糖控えめですごく食べやすく香り豊かなシロップが添えられてる。
料理時間は1時間強。とっても手際が良い。
これらの料理にピタパン、フライドピタパン、バケット
デザートにはトルココーヒーが添えられる。
この後はお料理を食べたりお茶を飲みながらたっぷりと3:30まで歓談を楽しんだ。
レバノンの家庭料理は本当に旨い。この美味しさは中々 筆では語りつくすことが難しく、ぜひ皆さんサムさんのハートフルなクラスを体験されてくださることを心からお薦めします。