ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

期間限定・ベトナム・デザート「チェー」のカフェ


豆、イモ、穀類、果実で作るイ「チェー」はベトナムの伝統的なデザートです。

「チェー」はたくさんの種類があり、中には何故か日本の甘味処のメニュー...白玉団子や小豆カキ氷に良く似たものがあります。

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なんでだろう..と調べてたところ、「チェー」は仏教の法事で出されていたものが発祥なんだそうだ。なるほど!納得。

この情報を得たのが、チェーカフェさんのページ

何と!5月6日~9月30日の土日 期間と曜日限定でベトナムのデザート 「チェ」を満喫できるカフェをオープンしたらしい。
しかもマスコミが連日おしかけてるとの噂をキャッチした。

そういえば先月も先々月もミシェルに(ベトナム料理教室の先生)単発でもいいから坂の下にある中華街にいってベトナムデザート売ったら流行するよ~と声をかけてるんだけど、「ハハハ」と笑顔で返されておしまい。

ベトナムデザートは絶対に流行る。来年か再来年にはにコンビニの棚にチェは並び、ロイヤルホストの一番目立つ位置に「ベトナムデザート」の幕がたなびく。と思うんだけど別にミシェルもわたしもセブンイレブンの社員でもなければ、デリカシェフの開発部員でもない。しいてできることと言えば、ベトナムデザートを誰よりも早く食べつくすこと。

ということで行ってきました。江古の田チェーカフェさんへ。

日曜の午後。長男は遊びに出かけた。長女は夫と一緒に午睡に入った。
チャンス。
寝ている耳元で「ごにょごにょごにょ じゃ!」といって家を飛び出した。ヘヘヘ出かけたもの勝ちだ。

電車を乗り継ぎ1時間。江古田に着く。

街の中を歩くと、ベトナムの(いったことはない)街中にトリップしたようなかわいいお店を発見!。

早速中に入る。店は2つに分かれていて、右半分がご飯処。ここは今日お休み。左半分がチェーのカフェになっていて、レジがひとつ。20代位の女の人が立っている。

写真撮影の許可をもらうための説明でミシェルが開いているベトナム料理教室の話をしたら何と、オーナーの足立さんを呼んで来てくれた。

ということで、幸運にも写真の撮影許可からこのカフェを経営する足立さんという素敵な女性に会うことが出来た。

店「ベトナムのどちらの地方のお料理を」

愚「ホーチミンです」

店「お店をやっている私達は3人、偶然にもベトナム職業訓練校で料理を習った中なのです。時期はばらばらなんですが。私は8年前に習ったんです」


愚「珍しいですね。今は海外でお料理を習うことはごく当たり前になってきていますが、8年前。しかも職業訓練校とは素晴らしいです」

そんな話をしながら足立さんが、あずきと緑豆のあんに白玉団子や豆を合わせた「南部サイゴンのミックスチェー」を持ってきてくれた。

上のクラッシュアイスをすくって食べていると、

「周りを汚してもいいから全部かき混ぜて食べてみてください」

とご指導を。よし混ぜるぞ。ぐりぐりぐり。一口食べる。



「おいしい!」

それは完成された極上のおやつだった。すごい。

「よかった~(ほほえみ) おかわりしていっていいですよ」

にこやかに笑う。

ベトナム料理教室はまだ開講して3ヶ月。そんなド初心者であることもお話し それでも暖かく出迎えてくれた足立さんには本当にお礼をいってもいいつくせないほど。


暖かくなった心のまま家に戻り、もう一度記事を見てみた。

記事

そこには、江古田でベトナム屋台食堂「MãiMãi」を営む足立由美子さん、ベトナム料理研究家であり横浜市ベトナム料理教室「An Com」を主宰する伊藤忍さん、東京西麻布でベトナム料理店「キッチン」を営む鈴木珠美さんの3人が結成した「Chèユニット」。
と書かれていた。

あ..今回ベトナム料理教室を開催するときに この本最高なのよ!と教えてもらったベトナムレシピ本「越南勉強帖」を執筆された鈴木さんもメンバーに入ってる。

強い意思の元、ベトナムの訓練校にまでいって習った日本人女性が作るお料理達。

美味しいはず。期間限定。チェを食べるなら今が旬。