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米軍厚木基地 週末に飲食店街を一般開放


大和市綾瀬市にまたがる米海軍厚木基地で16日、基地内のファストフードや娯楽施設などを一般開放する「フレンドシップ・サタデー」が始まった。隔週土曜日の実施で、在日米軍が基地内を定期的に開放するのは全国初、世界的にも珍しいという。厚木基地側は「地元住民との交流の場になれば」と来場を呼びかけている。

 一般開放は、今年1月に着任したジャスティン・クーパー司令官が、厚木基地と地元住民との交流を深めようと提案した。当初は、毎週金曜の午後8時~午前2時までコンサートステージやカジノなどを開放する計画だったが、時間帯が深夜に及ぶことなどから地元の大和、綾瀬両市からトラブルを心配する声が上がり、基地側は再度検討。時間帯の見直しと遊べるエリアを飲食店街中心に制限することで、市民への開放が決まった。

 フレンドシップ・サタデーは、正午から午後9時まで。正門で身分証明証(免許証かパスポート)と引き換えにリストバンドを受け取れば、誰でも無料で入場できるが、警戒のため約200メートル離れた飲食店街まではシャトルバスで移動となる。また、開放日によっては映画館やボウリング場などの娯楽施設も利用でき、基地内で米軍兵士やその家族との触れあいも楽しめそうだ。

 初日の16日は、開放前から正門前に長蛇の列ができ、わずか2時間で約380人が来場。警備態勢の都合上で入場制限がでるほど、地元の家族連れでにぎわった。口コミで来たという綾瀬市大上の主婦(40)は「基地内にも興味があったし、安くておいしいタコスが食べれてよかった」と満足そう。一方、大和市上和田の男性会社員(50)は「開放エリアと立ち入り禁止場所の区別がつかずとまどう。もう少し基地内を歩き回ることができれば」と話していた。

産経新聞より)


米海軍厚木基地(神奈川県大和市綾瀬市)が隔週で行ってきた基地内飲食店の一般開放を、一時中断する。原因は、ピザの持ち出し。「免税物資の持ち出しは日米地位協定を受けた税関関連法に触れる」と横浜税関がくぎを刺したからだ。

 基地は9月16日から、「地域と交流を深めたい」という司令官の発案で隔週土曜日に飲食店街などを開放。初回は、免税で割安の食べ物を目当てに、約1000人が詰めかける盛況ぶりだった。

 しかし、米軍基地内で買った免税物資を外に持ち出せば、課税対象となる。基地側も持ち帰らないよう注意をしていたが、実際には直径40センチで14~18ドル(約1650~2100円)と格安のピザをまとめ買いして持ち出した人がいたという。

 これまでの一般開放は春と夏の年2回程度のため、「大目に見てきた」という横浜税関だったが、大幅に頻度が増えるために注意したという。

 基地側は「今まで大丈夫だったのに、指摘を受けたのは予想外。地域と交流したい気持ちが、なかなかうまく実現しない」とがっかり。持ち出し問題を解決し、11月から月1回程度の交流を続けたいとしている。

朝日新聞より)
尚詳しい開放日の問い合わせは各市役所へ
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