ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

ルーカス・トンバ

西麻布にある無国籍レストラン「キッチン5」
http://www.kitchen5.jp/v2/restaurant.html
ここのお店のメニューが好きで年に何度とご飯を食べにいっています。
このお店のテーマは「スパイスロード」

オーナーシェフ小林優子さんが27年前に開いたレストランで
年に2度お店を休まれて世界を旅しそこで覚えてきたお料理を出すそんなお店
だから毎回行くたびにメニューも変わり違うものに出会える楽しさがあります

たとえば先日行ったときは
*ヨルダンのブルーベリーケバブ
*フランスの鴨のコンフィ
*メキシコのもち豚の詰め物 アーティチョークとチレアンチョのソースなど

ヨルダンとフランスとメキシコのお料理を食卓に並べてくれる
レストランなんて日本にはそうそうない。
しかも全部小林優子さんが朝6:30に起きてつくってくださる
愛情のたっぷりこもった世界のお惣菜なのです

このお店はお料理もそうなんですが、ワインのセレクトも
大変ユニークで、小さな作り手による良質のワインを飲むことができます。

ふと横の席を見ると小さな男の子がフランス語でなにやらお母さんと
会話をしています。お母様は日本の方。

「フランス語すごいですね。フランスに住んでいらっしゃったんですか?」

と伺うと

「いえフランスに住んでいるんです。実はフランスのワイン醸造家のもとに
嫁ぎまして、息子トーマが次の跡継ぎなんです。トーマは自分のワインを持っているんです」

そういってお店にいる全部のお客に男の子のお母様の高瀬さんが
「ルーカストンバ」のワインをふるまってくださいました。

「おいしい~」と店内で大盛り上がり。

これはどこにいっても飲むことのできるワインじゃない!
柔らかさの中に葡萄独特の個性が光る、なかなか日本ではみつけられない味。

それもそのはず、年間の生産量は4000本で
その多くはフランスのレストランで買い占められ
日本にはわずかしか入ってこないのだそうです。

その日本に入るわずかなワインをキッチン5さんが
置いてくださってるとのことで昨日初めて高瀬さんが跡継ぎの息子さん
と一緒にお店に訪れてみたんだそう。

食が大好きでフランスの一日中ワインのことを考えておられるという
熱き醸造家エリックさんの元に嫁がれた日本人女性高瀬さん。
とても素敵な女性でした。

「ルーカス・トンバ」はキッチン5で飲むことができます。

そして高瀬さんは日本でも「ルーカス・トンバ」を広めていけたら
と考えられているそうです。

データー
■キッチン5 (Tel: 03-3409-8835)西麻布
小さなお店ですので予約到着時間厳守 
また予約をしないと席を確保できません
http://www.kitchen5.jp/v2/restaurant.html

■ルーカス・トンバ
http://www.chateauneuf.dk/vacqueyras/en/vacen26.htm