ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

モロッコのマリカ先生が感じた東日本大震災

先日 お打ち合わせをしたキッチンメーカーさんからこんな

お話を伺いました。

「たとえば 日本では今 標準になっている 地震がおきると 扉にフックついていて

揺れるとガードがかかり中のものが落ちなくなってる仕組み。

ヨーロッパにシステムキッチンを頼むと、地震というものがないから

この装置を日本ではつけなくてはいけない。 と いくら必要性を説明をしても

実感がわかないからか なかなか 納得してもらえないんですよ」


多くの外国の人は「地震」をあまり知りません。

地震というのはこの地球においても 限られた場所に起きる災害です。



さてモロッコから来たマリカ先生。海に近い千葉の「行徳」に住んでいます。

あまりニュースにはなりませんでしたが、

津波警報のため、千葉でも避難生活をおくった地区です。

まりか先生から1通のメールが届きました。



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初めての地震なので主人からすぐに電話が来て、何とか冷静になりました。

主人に従いましたが、大きな声で騒いだりしました。

私の地区は津波注意が出たので「すぐに非難をしなさい」と主人にいわれました。

一晩16人の日本人と避難場で過ごしました。

わたしは一人だったからみんな優しくしてくれた。ありがたかった。

震災から2週間予震で心臓が止まりそうで夜のたんびにお腹が痛くなった。

主人から離れなくなりました。

夜中のトイレでも一人で行けなくなりました。

2キロ痩せました。

ニュースを見るたんび涙が止まらなくなりました。今もそうだけどね。


わたしは日本に来た時から日本人になりました。

だから何があっても日本で日本人と一緒に生き抜く。

日本も日本人もこの位では負けない。

みんな強いぞ。まけるな。



生徒さんが来てくれるならレッスンを続けます。

それに会わせていろんな工夫出来ますから。

私自信元気になる。みんな楽しく出来ます。負けるな日本。。。。