ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

ロバートの鴨のロースト (Hira)

ちょっと前の話に戻りますが、連休の間にロバートのクラスがありました。

 元々カルフォルニアンフレンチっていう感じのクラスがロバートワールドの多国籍料理になって久しいのですが(笑)、それでも私はロバートのフレンチテイスト満載の本格的な料理がとっても好きです。デザートまで美味しいし、作り方が特に盗みどころ満載なので



今回はワインと料理のマリアージュというテーマだったので、妊婦で飲酒に制約がある私は取るべきじゃないかなぁって少し悩みました。が、ずっと待っていた鴨のローストがメインだったので行くことに。鴨はいつも行くお肉屋さんに売ってません。売ってないので買いません。買わないので・・・一向に上達しないのです。随分前に鴨の燻製を習ったのですが、やっぱり燻製は敷居が高過ぎていけなかった。結局作らなかったもの(笑)。 

 なわけで、シンプルな鴨のローストをここでバチっと習ってこようと。

 知りたい事は特に鴨の下準備。鴨の皮ではない部分に塩、砂糖、胡椒、コリアンダーをまぶし、皮を上にしてバットに敷き詰めて一晩乾かします。(通常家庭では敷き詰めたりしないけど・・・w)






一晩皮を乾かすっていうのが大事みたい。




そしてオーブンに入れて全体をローストして出来上がり。お約束で焼いた時間休ませます。


それを皮の部分だけ弱火でゆーっくり焼きます。焼く前に皮にたくさん切り込みを入れて塩を振ってました。その方が脂もしっかり出るとの事。

 それを「え?こんな弱火?」ってくらい弱火で焼きます。物凄く脂が出るんですが、ロバートは取ることもせずにそのま~ま焼いてます。私はいつもティッシュでせっせと取ってましたよ。
 




 そしてその間に作ったキヌアのコーンケーキが今回のサプライズでしたね。こういう添え物ってその時は美味しく頂けるけど、作る程の感動までいたらないんですが、もう美味しくてびっくり~♪

 キヌアって知らない方は知らないと思うのですが、乾燥時はコリアンダー?って顔をしてます。





 





私はチチカカ湖で食べたスープが出会いでした(笑)。だから多分アンデス原産の穀物ww 独特の食感なんですが、ものすごく栄養価が高くて最近は日本でも簡単に手に入るみたいです(料理を知らないので買ったことはないんですが)。右が茹でた後の写真。ちょっと髭みたいなのがニョロってしてるのが見えます?これがキヌアって感じなんですよねw 茹でて下に手ぬぐいを敷いて余分な水分を取りつつ数時間休ませます。






パルメザンチーズやパセリ、あさつき、コーン、繋ぎ用の上新粉などと一緒に混ぜ混ぜします。  






それをちょっと濡らした手で成形して焼きます。この時の手の濡れ具合と成形具合が悪いと崩れちゃうのですが、上手に焼けると右の写真みたいな感じです。味はちょっとチャーハンみたい。香ばしくてなんとも美味しいんです。それも鴨を焼いたときに出た脂で焼いてるので見事なコクなの。1粒で2度美味しいってこういうこと?!





こんな風に盛り付けられます。え?一人胸肉一枚??って感じでしょう(笑)。このキヌアケーキだって結構おなかにたまるのに一人2個なの。そしてそれを食べてしまうの。あ、鴨のソースはマンゴーのちょっとビネガーが効いたソースでしたが、私はなくても十分美味しいって思いました。




こちらは前菜。このフラットブレットというバリバリ割ってあるクラッカーみたいなのもお手製でとっても美味しかったし、イチジクのピクルス(まるでコンポートみたいに見えますが)も美味しかったけれど今日は割愛。
 





そしてデザートはチェリーファッジブラウニートルテ。
 ここまでガンガン食べさせて、最後にまたガツンがロバート風(爆)。
 
 でも美味しくて完食。私がロバートの重めのケーキを完食できるのは多分妊婦時代だけかなぁ(笑)。


 クラスはとっても和やかで、何故か皆でご飯を食べに行く話まで出たりして、とっても楽しかったぁ。いつもは息子を迎えに行く関係でバタバタ先に帰るのだけど、夫と息子が車で迎えに来てくれたから最後の最後までノンビリ出来た事もあるのかも。

 ロバートのクラスも出産まではあと一回。Niki`s自体は出産後しばらくは行けないと踏んで帰省するまでにあと4回。欲張りすぎた・・・かも(笑)。でもNikiさんと先日クラスでお話したときに伺ったソフィさんのクラスも取れたので東京にいる間はギリギリまで楽しもうと思います♪