ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

ソフィ先生のフレンチ (HIRA)

まもなくご出産を迎えるHIRAさんからソフィさんのエッセイをいただきました!

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木曜日にも料理教室に行ってきました。「腹が重くてもう遠くには行けないけれど、行けるうちに欲張りたい」と先日Niki`s kitchen の主催者のNikiさんにお会いした時にお伝えしたら「あ、ソフィ先生お勧めですよ!」と教えて頂きました。

 私は正統派のフレンチみたいなものはほっとんど習ったことがなくて、柴田書店の本を買って読むくらい(笑)。一緒に食べにいってくれる人もあまりいないからそれ程頻繁に食べにも行きません。でも好きなんです~♪ 習うのも好きだけれど、食べることも楽しみたくて、その話を伺ってから教室の予定がアップされるのを毎晩心待ちにしていました。そしたら3つも予約できちゃった(笑)。妊婦の執念 

 
 先日習ったお料理は

『エビのポワレ ソース・ビスクとレモングラスカプチーノ

 フランス語はぜんぜん分からないのでいつもメニューで苦戦しますが、ビスクソースは前から一度ちゃんと取り方を知りたいと思ってました。出汁を取るのが何より好きなので(笑)。



  
 
 海老の頭を目を取り除いてまずエシャロットと一緒に潰しながら炒めます。しっかり潰してしっかり出汁を出すのが大事とソフィ先生。

 そしてマディラを入れてコトコト煮ます。水分が殆どなくなるくらいまで煮詰めてからまた水を足して煮る。かなり長い時間をかけてから漉します。

 ソースに生クリームやバターを足してからは湯銭にかけて温かさをキープ。火を入れてしまうと分離しちゃいますからね。


 

 そしてレモングラスカプチーノというのがこれまた素晴らしくて、牛乳に削ぎ切りしたレモングラスを入れて沸騰させて1,2時間置いたものをカプチーノ(泡泡)仕立てにするんですが、本当に爽やかで美味しいのです。 
 



 完成図
 
 海老を下塩を振らずに調理するということに驚きました。私は何でも下塩振ってしまっていたから。身が締まって硬くなってしまうからという事みたいです。なるほど・・・。

   
 次に『マダイのロースト チリトマトコンポート添え マスタードシードのソース』



 
 チリトマトコンポートはトマトをハーブと共にじっくりオーブンで焼き上げたものです。


 
 添え物はズッキーニとパクチーのソテー。ズッキーニにパクチーを合わせるなんてちょっと思いつかなくてびっくりです。でもシンプルでとっても美味しい♪
 
 

鯛は天然の物を使った方が美味しいからとソフィー先生。もちろんそうですが庶民はなかなか使えません(笑)。胡椒を振ってオリーブオイルを塗ってオーブンで焼きます。ここでも塩は振らずに焼きあがってから塩を振ります。勉強になります~
 
 

 そして何より驚いたのがこのソースです。マスタードの粒に生姜、ナンプラー、パームシュガーなどを合わせているんです。昨今タイでもヨーロッパナイズされたタイ料理に出会うことが多いのですが、このお料理はその逆です。タイの風を取り入れた新しいフレンチという感じ。

 それもそのはずでソフィ先生はタイにも何年かお住まいだったんですよね。せっかくタイ料理の調味料がありますから我が家でもチャレンジしてみます♪


 デザートは『クレームブリュレ レモンのテュイル』


 
 テュイルというのは屋根という意味のようです。クレームブリュレの上のレモンの皮がたっぷり入った甘酸っぱいテュイルがとてもよく合いました。

 
 
 そして先生のスペシャリテのマカロン
 紫蘇とラズベリーとか、カレーとオレンジフラワーとか、リコリスとか、とても個性的なものもありましたが、正統派の物もとっても美味しかった。わっつさん、来週一緒に食べましょうね~!

 
 ソフィ先生はあと二回。ちょっと楽しみです。 


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そうしてもうひとり感想をいただきました!


今日ソフィさん行ってきました。

いや~、脱帽です。すばらしすぎる。
できることなら毎月休暇取って通いたいくらい。(全然無理ですが)
素人の域を超えてますね。


ソフィさんのはまるでレストランの料理みたいだけど、家で十分できそうなレシピというのがすごいです。


トマトのクランブルは塩味のクランブルをどう作るのか知りたかったので、
なるほど~、という感じでした。ポレンタもイタリアで食べたのよりおいしいと思いました。
トマトのクランブルはすぐにでも作りたい感じ。



あとマカロンもすごい!まちがいなくラデュレより美味しいです。
個性的なフレーバーもいろいろで、いただくのが楽しみ。