ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

韓国のおばあちゃんの台所

横浜の山手に住むヤン先生は、韓国の出身です。
ヤン先生の魅力はなんといっても、おばあちゃんの知恵がいっぱい詰まった食卓!




色とりどりのバランスの良い食事が所狭しと並べられています。





お料理に使われるお野菜の中にはヤン先生の家の自家製野菜も登場します。

6月ははキュウリや、牛蒡、ニラ、エゴマ、茄子などが育ち始めています。





ヤン先生のお庭でとれたアンズです。みずみずしくて甘くてほっぺたが落ちそう。

「さぁ食べて 食べて」とヤン先生.

なんだかもったいなくて皮ごと食べてしまいました。




海老とチリメンの韓国佃煮。韓国の主食は米。だからご飯のお供もどこか日本に似ています。





採れたてキュウリでつくった、みずみずしいオイキムチ




ヤン先生の畑で採れた大根のナムル みずみずしくてとっても甘い大根がほんのりお酢をきかせた

ナムルに大変身。




優しい味の韓国風肉巻です。トッピングの採れたての青い大葉がふんわりと香ります




6月のメニュー 「骨付き豚カルビ 梅ソース」

みんながかぶりついて食べていたスペアリブです。

決め手は甘酸っぱい梅ソース! 

ヤン先生手づくりの梅シロップ(青梅と砂糖)や醤油などで漬けました。

梅シロップの砂糖は、氷砂糖ではなく普通の白砂糖の方を使ってくださいとのこと。

種を取り除いて 肉だけになった青梅を小さく切って 上から白砂糖をかけて置いておくと

自然にシロップが抽出されます。(水は一切つかいません)

いまはちょうど青梅が出回っているので作るにはもってこいの時期です。
 




今までのヤン先生のメニューの中一番辛かったとみなさんがいっていた

「韓国かぼちゃとアミ塩辛セウジョのトゥブチゲ」 

さっぱりしていて初夏向きのスープでした。




これもお庭で取れたシャロット。採れたはホクホク にんにくのよう

土をさっさとはらって食べる醍醐味はまさに幸せの味




お庭でじっとしていたら蚊に刺されました。ヤン先生がどくだみの葉っぱを

お庭から摘んでくれて、「花が咲いている時期の どくだみの葉っぱが一番効くのよ。

葉っぱをあらって、よく水をふき取って、瓶の中に半分ほどつめたら、上から焼酎をそそぐの。

そのまま冷暗所にいれておくと2週間で 虫刺されの薬ができるのよ。

おうちにもって帰ってつくってみてね 私のクラスの人にも渡しているの」

そういってドクダミの葉っぱをもらいました。



でもその効果がわからなくて ほけーとしていると、ヤン先生が

戸棚の奥からできあがった 虫刺され薬の瓶をもってきてくれて

刺された腕にひと塗りしてくださいました。

3秒位 じーーーんとしみた後、かゆみはぴたっと止まり

腫れることもなく、見事にかゆみを止めてくれました。

通常のかゆみ止めだと 乾いた後に またかゆみが出るのですが

ドクダミの焼酎漬けは かゆみがまったくでません。

「昔の人の知恵よ」

そうヤン先生が教えてくださいました。

自然を育て、自然の中で暮らす ヤン先生は 本当に勉強するとところが

いっぱいで素敵だなぁとおもいました。