ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

タイのシラチャ・ソース (SIRACHA SAUCE)


以前、ヨーロッパがアジア向けに開発して爆発的ヒットをしている

皮がむけるバナナアイス

を書きましたが、今度はその逆。

アジアが開発してアメリカで大ヒットした食品のお話です。


日本でもカルディやアマゾンジャパンで見かける タイのシラチャソース。

原材料は「唐辛子、にんにく、砂糖、塩、水」です。

日本では200mlと小さなボトルで販売をしていますが

アメリカでは500ml、700mlと大きなボトルで販売しています。




大きなボトルで販売しているということは、アメリカで需要があるという意味を表します。

もともとあったタイやベトナムのチリソースを「アジア系アメリカ人向け」に開発をし直し、

「シラチャ」をフィーチャーさせたレシピ本が出たことで、多くの他のアジア系以外のアメリカ人たちにも人気が出ました。

2010年にはアメリカのフードヒット商品としてピックアップされました。



アメリカの友達が「ここ数年 注目をされている シラチャソース」美味しいレシピを紹介してくれました。

簡単です。



基本はトマトケチャップ。それに辛いのが好きな人はシラチャを足し、甘いのが好きな人はメープルシロップを足します。

メープルシロップの代わりに蜂蜜でも良いそうです。



混ぜ混ぜ



トマトケチャップ、シラチャ、メープルシロップの3つを好みで混ぜると甘辛いBBQソースができあがります。

近い味はマクドナルドのチキンナゲットについてくるBBQソースをピリ辛にした味です。


さらにこのレシピにお醤油を混ぜても美味しいそうです。

いつもと違う揚げ物やハンバーグソースとしても使えます。


他に

●ベストフードマヨをベースにシラチャ、醤油、レモン汁を各好みで少々

●コンデンスミルクとベストフードマヨとシラチャと塩、これはニューヨークタイムズに掲載されていました

http://www.nytimes.com/2009/05/20/dining/202urex.html 



日本では多くの人が1日1回ないし2-3日に1回、少なくても週に1回、食品の買い物に行きますが

アメリカ人は週に1回、少ない人はシーズンに1回(お肉の塊を買ってきて冷凍しておしまい。野菜は近くの畑から)

しか買い物に行きません。

そのためストック商品(缶詰や瓶)をつかって、自分らしい味に仕上げられることに喜びを感じる人が多いようです。