アゼルバイジャンの塩の話
塩の話
アゼルバイジャン料理を教えているスーラさんの実家のほうは塩の産地(海ではなく山の塩)なんだそうです。
アゼルバイジャンの塩味見させてもらいましたが、今まで味見した塩とはまた違う感じ。すごくサラサラしていて
塩の味がマイルドというよりは濃い感じです。余り今迄味わったことのないタイプの塩でした。
スーラさんは秋に戻ってこられるので、次に参加したらぜひ味見させてもらってみてください。
そういう土地柄のせいか塩を贅沢に使うのが好きなようで、そのあたりの人たちの料理は塩味が濃い目だそうで、
スーラさんは日本人向けに塩味が多すぎないように気にしながらつくっているとのことでした。
ところで山の塩なので、植物などにも影響があるらしく、アゼルバイジャンのお肉はそういう草を食べているのですごく美味しいようです。
「いろいろ食べ歩いたけど、アゼルバイジャンのお肉はこの塩の影響で特別な気がする」
とスーラさん。
そういえばフランスのモンサンミッシェルの羊は海水に浸った牧草を食べて育ちます。
そのためここのラムも自然に塩味がついていてとても美味しいです。
塩が与えるお肉の影響。
考えてみると面白いですね
後藤紀子