インドネシア料理
インドネシアというと日本人にとっては「バリ」のイメージが強い。
だから、インドネシア=ヒンズー教文化圏だと思っている人も多い。
で、ややこしいのが食べ物。バリ人は豚なくして生きていけないほど豚肉が好き。
結婚式などのお祭りごとには豚の丸焼き(バビグリン)が欠かせないし、バリではあっちこっちにこのバビグリン専門の屋台や食堂がある。
そんなときは、「ビサ マカン アパ サジャ?」(何でも食べられる?)と訊く。
料理や食材の好き嫌いを訊きつつ、宗教についても確認できる。
もしくは、アヤムゴレンの店に行く。
アヤムは鳥肉、ゴレンは揚げる。つまり、鳥の唐揚げのこと。
インドネシア人は、イスラム教徒も、ヒンズー教徒も、キリスト教徒も、仏教徒も、
なぜかほとんどもれなくアヤムゴレンが好き。
バリのヒンズー教は、インドのそれにくらべてゆるいので、牛肉を食べる人も
いるけれど、あえてすすめるのも悪いので鶏肉が無難だ。というか、アヤムゴレンは複雑なインドネシアにおけるフレンドリーな国民食のひとつといえる。
中でも「アヤムゴレン・クニン」は唐揚げ粉をつけて揚げるだけ、というのとはワケが違う。
じっくり煮込んで味を染み込ませてから素揚げする。
しかも、実際に作るのを見ていると、ほとんど煮物を作ってる感じ。
じつに新鮮な驚きでした。
煮たモノをそのまま食べてもおいしそうなのに、それをわざわざ油で揚げる。
いやいやまったく手がかかりますわ。
それでも見た目は、さり気なくただ素揚げしただけの鳥肉。
バリでアヤムゴレン専門店に行くたびに、「ここんちは楽チンな商売でいいなー」
と思って見てたけど、大間違いだったようです。反省。
だから、インドネシア=ヒンズー教文化圏だと思っている人も多い。
で、ややこしいのが食べ物。バリ人は豚なくして生きていけないほど豚肉が好き。
結婚式などのお祭りごとには豚の丸焼き(バビグリン)が欠かせないし、バリではあっちこっちにこのバビグリン専門の屋台や食堂がある。
だから、バリでは現地の人を食事に誘うときは、相手の料理の好みや好き嫌いがあるかどうかということ以前に、その人の宗教が何であるかを知る必要がある。
といっても、いきなり「宗教はなに?」とか「イスラム教?」とかと尋ねるのは、どうにもぶしつけな感じがして気が引ける。
でも、無闇に中華料理屋なんかに誘ってしまったら、相手は何も食べられないってこともありえるので、気にしないわけにはいかない。
といっても、いきなり「宗教はなに?」とか「イスラム教?」とかと尋ねるのは、どうにもぶしつけな感じがして気が引ける。
でも、無闇に中華料理屋なんかに誘ってしまったら、相手は何も食べられないってこともありえるので、気にしないわけにはいかない。
そんなときは、「ビサ マカン アパ サジャ?」(何でも食べられる?)と訊く。
料理や食材の好き嫌いを訊きつつ、宗教についても確認できる。
もしくは、アヤムゴレンの店に行く。
アヤムは鳥肉、ゴレンは揚げる。つまり、鳥の唐揚げのこと。
インドネシア人は、イスラム教徒も、ヒンズー教徒も、キリスト教徒も、仏教徒も、
なぜかほとんどもれなくアヤムゴレンが好き。
バリのヒンズー教は、インドのそれにくらべてゆるいので、牛肉を食べる人も
いるけれど、あえてすすめるのも悪いので鶏肉が無難だ。というか、アヤムゴレンは複雑なインドネシアにおけるフレンドリーな国民食のひとつといえる。
マクドナルド
中でも「アヤムゴレン・クニン」は唐揚げ粉をつけて揚げるだけ、というのとはワケが違う。
じっくり煮込んで味を染み込ませてから素揚げする。
「アヤムゴレン・クニン」をやるというので調べてみるまで、まさか揚げる前に煮込んでるとは、知りませんでした。汗。
しかも、実際に作るのを見ていると、ほとんど煮物を作ってる感じ。
じつに新鮮な驚きでした。
煮たモノをそのまま食べてもおいしそうなのに、それをわざわざ油で揚げる。
いやいやまったく手がかかりますわ。
それでも見た目は、さり気なくただ素揚げしただけの鳥肉。
バリでアヤムゴレン専門店に行くたびに、「ここんちは楽チンな商売でいいなー」
と思って見てたけど、大間違いだったようです。反省。
文:とらお