ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

「関東のひとつ残し」世界編


「関東のひとつ残し」世界編



お皿の上に一つだけお料理を残す風習『関東のひとつ残し』。

ロッコやコロンビアも日本と同じように相手への気遣いとして

『関東のひとつ残し』と同じ習慣があります。



反対にフランスやオーストリアは『残さず食べること』が食事のマナーになります。


そのため物理的に食べれないものや、量を食べれない時は事前に伝えて完食をこころがけをします。

レストランの食事を残さないこともマナーになっている為、

どうしても自分の苦手なものが出てきた場合などは、皿の隅にまとめて置くようにします。



たしかにフランス料理を出すレストランにいくと事前に

「苦手な食材はありませんか?」

と聞かれるなぁ。。。そして、ちょっぴりサステナブルちっく。 


。。ということでこの事情を知らずに、世界の人たちが一つのテーブルに座ると

見えないところで

『関東のひとつ残し問題』が勃発します。


『残さず食べること』国の人にとっては、一口残ったままのお皿を見つけると

「おいしくなかったのかしら」

「あの食材は苦手だったのかしら」

と悩み


『関東のひとつ残し問題』チームの国の人たちは、

何の躊躇もなく最後の一口を食べられてしまうと

あっけにとられます。





どちらの文化なのか、出会った国の人たちに聞いてみてくださいね。



まんが:おざわじゃこ 

文:日本語ニキ(料理教室ニキズキッチン)
訳:きよのぶひろこ