ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

「関東のひとつ残し」 日本編



「関東のひとつ残し」 日本編





これも文化のちがい? Is this a different culture?


"Last bite leftover"

Quite often in classes or when you go out drinking, there is one last bite
left on the table.
No offense to your cooking,this is typical in Japan especially in Kanto region.
There are many reasons behind but one of the reason is that you would be seen greedy
if you take the last bite. It is everyone's politeness condecnsed in this last bite.


「関東のひとつ残し」日本編

関東地方では、お料理教室や宴会の大皿料理が、なぜか最後に少しだけ残り、誰も手をつけない状態
が頻繁にあります。これを『関東のひとつ残し』と呼んでいて 食事のマナーになっています。 
なぜ一口残すのでしょう。



最後の一口を食べることで

「"欲が深い"と周りの人に思われことをを避けるため」

「料理が足りないと思われない為の周囲への気づかい」

などの理由があります。

ところで名古屋の人は関東とは逆です。

最後の一口を食べることに抵抗はありません。

むしろ一口残すことは

「行儀が悪い」ことであり

中には「心に見えない壁」を感じる人もいます。

沢山の地域出身の人が集まるお料理教室、

意外な習慣で出身地が見てくるかもしれません。



さて、本当に最後の一口をそのままにしておくのも関東では、いささかマナー違反です。

そのため食事の終了間際に、最後の一口を食べる係の人が自然に生まれます。




これは本人が「いただきます」と言って宣言をして食べる場合もあれば、

周りの人が空気を読んで指名する場合もあります。 




また、なぜかいつも最後の一口を頼まれる人もいます。

この最後の一口を食べてもらうことで、周りの人も安心して会を終了することができます。