ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

サマースクールとキッズクラス!


写真は幼児クラスのものです。


アンさんとウシカさんのキッズクラス そしてサマースクールにいってきました。アンさんは日本住むウシカさんの従兄弟で、イギリスで小学校の先生をしています。ウシカさんの家系や親族は皆学校の先生なんだそう。

ところで私が子供の頃通っていた英会話教室は、田中さんという近所の海外帰りのオバチャマの家の応接間のソファーに友達とチョコンと座り、絵のカードをみながら「アッポー(APPLE)」、「ジラァフ(giraffe)」と発音した後、単語の書き取りというプログラム。カセットデッキから英語の音楽を流して一緒に歌ったりもするけれど静かに始まり静かに終わる感じ。

ウシカさんとアンさんのプログラムは様々な色の洪水。そして何よりも動く。歌を歌いながらみんなで自己紹介から始まり、クッキング、工作作り、フェイスペインティング、シャボン玉遊びと子供達が飽きないよう10~15分起きに代わる代わる様々なプログラム続いていく。わたしが子供の頃体験したものとの、あまりにもの違いに衝撃を受けました。

例えば..
サーカスのピエロさながら、風船をシュコシュコと膨らまし風船をねじりながら、バルーンアートの犬を作ってみんなにプレゼント

小麦粉、塩、食紅、水をボールに入れて小麦粉粘土を作りみんなでアニマル作り

塩にチョークをこすりつけていくと、まるでカラーサンドのような綺麗な色が付く。それを小瓶に下から色々な色を順々に流しいれてサンドアートのようなものを作る

グラスに星や宝石のような飾りをボンドでつけて、オリジナルグラスを作り、中にゼリーと食紅で緑やオレンジに色をつけたジュースを注いで、エンブレムの装飾で飾ったクッキーと一緒に食べる

その日のテーマのフェイスアートを顔に書き込んでいく

風船と紙で蝶の人形を作る。布で蝶の羽を作り子供の背中に貼り、蝶の人形をもってみんなでダンスを踊る。 etc..etc..

ずっと夢の中ですごしているような素敵な素敵な空間。

毎日、全て違うプログラムはいつも様々な企画しているウシカさんと、夏にフランスやヨーロッパ各地のサマースクールで教えているアンさんのアイデア。心から素晴らしく楽しい時間を過ごすことができました。

「アンさん、日本の子供達はどう?」

「びっくりしたわ。幼稚園生位だと、イギリスやフランスの子供達と表現の大差はないの。でも日本の小学生はすごいわね。」

「なにがすごいんですか?」

「集中力よ。ヨーロッパの子供達に同じ授業をすると皆騒いでしまうから、それを静まらせるために色々なアイデアを使うのよ。でも日本の子供達は静かですごく集中力があって黙々と作業を進めていく。違いにびっくりしたわ」

なるほど。先生が見せてくれた子供達を惹きつける数々の術は、どうやらそんなお国柄の違いから来ているよう。

子供達のとても楽しい夏休み。一緒に過ごしたサマースクール。どうか大人になっても覚えていてくれると嬉しいな。