マレーシア料理その1 ~皮がむけるバナナ型のアイス バンナナ~
日本のネットで話題になっていた「皮がむけるバナナ型のアイス バンナナ」
2011年、マレーシア、香港、タイ、台湾で一斉にこの夏、発売されました。(日本はまだ未発売)→2013年10月から発売
製造販売元はキットカットで有名なスイスのネスレ社です。
590億ドルと言われるアイスクリーム産業。
世界では巨大なマーケットに成長しています。
温暖化の影響もあるのか、毎年販売高が上がっていき、しかもアイスなので利益高も高いんだとか。
そんなアイスクリーム産業ですが、
中でもネスレ社とユニリーバ社の2つの会社が欧米のアイスクリーム産業を牛耳っているといわれ
アジアそしてアフリカの市場の拡大を狙っています。
かのハーゲンダッツはネスレ社が買収しました。
ところで世界で一番アイスが売れている地域は意外にもヨーロッパだそうです。
さて話は戻りますが、「皮がむけるバナナ型のアイス」 は
香港と台湾では【笨NANA】バンナナ
マレーシアでは【Mat Kool Spilt】の名前で 2リンギット(2011年8月現在 1本50円)
という名前で販売されています。
http://www.nestle.com.my/Brands/Ice_Cream/Pages/Catalogue.aspx
まだ発売されて1~2か月だそうですが、「皮がむける」というユニークな形状に
たちまち大人気になり、日本のガリガリ君同様、マレーシアのあちこちのアイスボックスで売られていました。
気になる皮ですが、ゼリー状のアイスクリームでできています。
身近な喩でいうと「雪見だいふく」の餅皮部分がゼリーに変わったかんじです。
味は2種類あって、皮が緑色のものはグレープ味のゼリー 黄色の皮はマンゴ味のゼリーです。
両方とも中の白いアイスクリームはカルピスのような爽やかな味のバニラが入っています。
皮は前歯でつるんとむいていきます。
本物のバナナのようになかなか上手に向けず、綺麗にむけると妙な達成感を味わえます。
皮を食べてから中身を食べてもよし、同時に頬張ってもよし。
サイズは食後のデザート向きコンパクトサイズ。
皮と実のダブル食感が、とにかく癖になる美味しさです。
アジアを旅する人はぜひ見つけてみてくださいね。