台湾 十二寮に住む 客家のおばあちゃんたちの家で 一緒にお料理を作ろう その1
6月のある日、台湾の十二寮という地区に住む 「陳さん」という女性から
十二寮のおばあちゃんたちを 「ニキズキッチンで紹介してくれないか」
と連絡がありました。
と連絡がありました。
緑いっぱいの山の中。。 まるで沖縄のヤンバルの森のよう。
せっかく声をかけていただいたので訪ねてみることにしました。
台湾は一周すると約1000キロメートル。自転車で回れば10日ほど。
面積はちょうど日本の九州ほどの大きさです。
日本と同じように鉄道網が発達していて
中でも台湾の新幹線「台湾高速鐵路、略して高鐵(ガオティエ)」
は移動手段に欠かせない乗り物です。
朝7時30分。台北駅で「新竹駅」行きの高鐵(ガオティエ)の
自由席の乗車券を購入しました。
自由席は330台湾ドル (2018年9月現在 日本円で約1200円)
平日ですが空いています。
呼ばれている「新竹」という街に到着しました。
なんとなく街中は新鮮な建物のにおいで溢れています。
これは駅前のマンション。一番上はどんなお部屋なんでしょう。
待ち合わせ場所の改札で待っていると2人の女性が
名前を書いたボードをもって、迎えに来てくれました。
二人は運転担当のようで日本語が話せません。
台湾を旅するたびにこの地の人のやさしさに感動します。
車で30分ほど走ると、「十二寮」と呼ばれる客家のおじいちゃん、
おばあちゃんが住む村に到着しました。
移動をしながら暮らしてきた民族です。
中国は諍いや戦争が多かったため、そういった争いごとを嫌い、避けながら、
平和に暮らそうと、ひっそりと山の中で暮らしてきた民族で
清の時代に中国東北部から台湾に引っ越してきたそうです。
人と環境を良好な関係を築くことに長けていて、
今でも独特の客家語を話し暮らしています。
またお料理は山の幸を使ったものが多く、保存のきく漬物を調味料代わりに
料理に使うことも特徴としています。
料理に使うことも特徴としています。
写真は十二寮提供、育てたドラゴンフルーツを売る客家のおばあちゃん。
そんなおばあちゃん達が 立ち上がりました。
「日本の皆さんに私たちの暮らしを知ってほしい!」と。