ニキズキッチン英語料理教室 ブログ

外国人の自宅で習う世界の料理教室

具志堅良子さんの沖縄の食文化のお話 ~ 沖縄のお菓子

かき氷や 沖縄カヌレといった お菓子が注目されることの多い

沖縄ですが、素晴らしい沖縄の伝統菓子も数多くあります。



沖縄の那覇にある 「謝花きっぱん」というお店で売られている

「冬瓜漬」。

このお菓子は、今から300年前に中国から琉球王朝に伝えられました。

たいへん手間暇かかるお料理のため 沖縄でも  「謝花きっぱん」

でしか手に入りません。

絶妙な甘さとサクサクとした食感のお菓子は、口に入れると

すーと溶けるよう。王様が愛していたこのお菓子が一般の人の

口に入るようになったのは明治時代以降と言われています

@写真 謝花きっぱん
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橘餅「きっぱん」は別名「ちっぱん」とも呼ばれ

やんばるで採れる柑橘の果物を皮と一緒にじっくり煮詰めて、

砂糖の粉をまぶしたお菓子です。

@写真 謝花きっぱん
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銘菓継承 謝花きっぱん店
住所:沖縄県那覇市松尾1丁目5-14(松尾消防署通り)
TEL & FAX:098-867-3687
営業時間 :9:30~18:00
定休日 :日曜日(祝祭日は通常通り営業)





また沖縄の「首里赤平町の本家新垣菓子店」で手に入る

「はなぼーる」「くんぺん」「ちんすこう」


必ず予約が必要というわけではないのですが、手作りなので量産が出来ず、

商品が少ないので買いたいときに買えないため、できれば


お電話で聞いた方が良いようです。


花ぼうるは本家新垣菓子店のみで販売されています。


私はよそで見たことがありません。

沖縄県那覇市首里赤平町1-3

ゆいレール儀保駅から徒歩3分

儀保駅から218m

098-884-3413

土曜定休

10:00~19:00(月~金) 

10:00~17:00(日)

日曜営業


@写真 本家新垣菓子店

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下の写真はお正月に食べる「ナントゥー(年頭)」というお菓子です。

赤味噌や七味、黒砂糖の入った餅菓子で、しらこと成分表にあるものは添加物です。

その昔、那覇の花街の料亭でもてなされていたもので、

お正月になると、料亭がお得意さんに届けに行っていました。

ヒハツというスパイスが入っているものが多く、これも癖になる美味しさなのです

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沖縄料理教室 具志堅  (東京でお料理教室を開催しています)


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